エルビス・プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」で初スクリーンデビューを果したハミルトン!
1961年、
ハミルトン はエルビス・プレスリー主演映画「ブルーハワイ」でベンチュラを提供しました。これが映画初デビューを飾ったのです。「映画「ブルーハワイ」では、ハミルトン社からの提供でエルビス・プレスリーの腕に着けられたのですが、撮影後もプレスリーはこの
ベンチュラを大変気に入ってプレイベートでも愛用するほどでした。1965年には友人たちのクリスマス・プレゼントとして自ら購入したほどです。そしてエルビス・プレスリー自身も2本目のベンチュラを購入しました。
この
ベンチュラは基本的には革バンドのモデルになります。しかしエルビス・プレスリーはどういう訳か伸縮するバンド(蛇腹バンド)を好んでおり、革バンドをはずして白い蛇腹バンドに付け替えておりました。また、面白いことに金色ケースの
ベンチュラでも白い蛇腹バンドを付けていたのです。通常なら金色ケースであれば、金色の蛇腹バンドを付けるところなのですが・・・。確かに蛇腹バンドであれば、着脱は楽だし革バンドより耐久性はいいですからね。このへんに、エルビス・プレスリーのデザイン・センスと実用的思想を垣間見ることができます。
ハミルトン社より見つかった資料でエルビス・プレスリーが愛用していた蛇腹バンドのデザインが確認できました。ちょっと表面ににデザインされているバンドですね。もちろんプレスリー自身も
ハミルトン ではない社外品バンドを着用していましたので、
ハミルトン社に同じバンドというのはなくいろいろなバンドメーカーを探したところ、比較的近いデザインのバンドを発見したのです。これを
ベンチュラに取り付けてみると・・・かなりイケてます!革バンドももちろんGOODですがまた新鮮な感じで愛用できます!実は、プレスリーを愛するミュージシャンやFANにはかなり人気でございます。プロのミュージシャンでも
ベンチュラに蛇腹バンドというスタイルの方がいるくらいですからね。何度も何度もブームを巻き起こす「ベンチュラ」・・・まさに不屈のデザイン・ウォッチです。
ハミルトン 腕時計 コレクション
Ventura(ベンチュラ)クロノ
1957年、ハミルトンは世界初のエレクトリック・ウォッチ “ベンチュラ”を発表。ちいさなシャツのボタンほどの電池がセットされたムーブメントを塔載しそれまでのスプリング駆動式に比べて飛躍的に精度を向上させるとともに、腕時計の常識とは掛け離れたその斬新なフォルムにおいて、ベンチュラは時計史に革命的な足跡を残しました。
ハミルトン復刻モデル!Dodsonダッドソン
1931年のタイムピースを復刻した時計でございます。20年代から30年代にかけて大流行したアメリカン・モダンを象徴するシンプルかつ優雅なラインが特徴的です。