洗濯物を干すのは一苦労、強い味方になるのが乾燥機能付の洗濯乾燥機じゃないでよすか。一昔前までは贅沢品だったけど、最近は価格帯も手ごろで身近になってきた。独自機能を売り物にする個性的な洗濯乾燥機もあり、ラインアップも一段と多彩になってきている。
間違いの無い洗濯乾燥機を選ぶには、どの機能を重視するかが重要です。たとえば私のように子供がいる家庭なら容量が大きい洗濯乾燥機でないと不便だし、アトピーなどのアレルギー対策などにも気を配りたい。また、お気に入りの一着を痛めずに洗いたいという人もいるだろう。あれもこれも欲しい機能ばかりだが、欲張らずに自分がイチバン欲しい機能は何かをまず考えて選ぶようにしよう。
「衣類を痛めずに、しわの少ない仕上がり」を目玉に据えるのが、東芝の洗濯乾燥機
「ザ・トップインドラム(TW−80TA)」です。ドラム内部に配置した三角形の「ほぐし手バッフル」と呼ぶ突起物がポイントでこれがドラム側面の衣類を中央に押し出し、布のからみやよじれを押さえる。また、内蔵している重さを感知するセンサーで、衣類の量に応じてドラムの回転スピードを自動制御することでシワも少なくできる。
三洋電機の
「トップオープンドラム(AWD−GT960Z)」も「シワが少なくふっくらとした仕上がり」をうたう。こちらはスチームを吹き付ける方式を採用し、もともと業務用洗濯機の技術を家庭用に応用しているので、通常の洗濯なら、洗濯から乾燥までを約2時間で仕上げることもできる。
洗い方にこだわっているのが日立の
「ビートウォッシュ(BW−DV8E)」洗濯槽の底面をなめらかな流線型にしたことで、衣類をかき回すのではなく、上下に揺するjことで、衣類がこすれあったり、底面に打ち付けられたりして手洗いでしか実現できなかった「たたき」「押し」「もみ」の3つの洗い方の効果を出せるようになっている。衣類が飛び跳ねたときにわずかにできる隙間に洗剤がしみこみ、洗浄力は20%アップし、水を循環して使うために節水にもなっている。
松下電器産業は、ドラムを30度傾けた
「斜め30度」式の洗濯乾燥機
「ラブ Lab NA−V80」を発売した。従来のドラム式では衣類の投入口が本体の側面についているのが一般的で、腰を曲げて出し入れする必要があった。ドラムに角度をつけることでその課題を解決した。「ちょっとしたアイデア」が消費者のニーズをつかんでヒット商品となっている。さらに松下は、健康への配慮を前面に打ち出した製品「NA−FDH800A」もある。特殊なフィルターを使って花粉を99%不活性化させ、さらにもみ洗い行程を追加し、皮脂汚れの洗浄力もアップした。
洗濯乾燥機でいったん乾燥させた後に、さらに衣類を干すという人も多いそうです。シャープの
「AG+(エージープラス) イオンコート」は洗浄中に銀イオンを発生させ、これを衣類に付着させる。銀イオンにより、黄色ぶどう糖などの雑菌の活動を抑制し、身体から出る分泌物を分解して発生する嫌なにおいを抑える効果がある。乾燥機で乾かした後に室内干ししても独特のにおいが出にくい。イオン濃度を高く調整すれば、靴下に付着した水虫の原因菌の繁殖も抑える効果が期待できる。
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