アンティークな雑貨の良いところは,昔のアンティーク物は,形や色がやわらかく味わい深いので,台所や玄関そして居間にホーロー製のパン入れや秤を飾ることで,お部屋の中が温かい印象にまとまることです。これで,引っ越したばかりのまだ生活感のうすいマンションでもあったかいお部屋に大変身。
アンティークに興味はあるけど,アンティーク家具や雑貨は,扱いが難しくて,価格も高いと思っていませんか?高価なアンティーク家具を購入したら,他の家具やインテリアと不釣合いになったことはありませんか。
そんなあなたにお勧めなのは,身近なキッチン雑貨がお勧めです。値段も手ごろで,実際に使えて,楽しめる,主婦には「一番手ごろな骨董品」です。
しかも,アンティークのキッチン雑貨は,安価なので装飾用にこだわらず,実際に使っても大丈夫。ホーロー製のキッチン雑貨は直火にかけて料理にに使えるものも多いけれども,スープや紅茶などを入れておしゃれな小物入れに,又ホーロー製の水差しは季節の花をいけて花瓶代わりにするなど,本来の用途とは異なる使い方もすてきです。
このようにキッチン雑貨は衣食住のうち「食」と「住」の要素を兼ね備えた身近な生活用品なので,物によってはアンティーク品であってもチープなものもあり,とても暮らしに取り入れやすいです。
アンティークを楽しむためには,先ほどの水差しのように,「本来の使い方をせず自分で使い方を考える」ことで,アンティークに愛着が持て,見ているだけで楽しくなります。アンティークものは今から50〜100年くらい昔の英国製が多く出回っており,現在の生活様式や日本の暮らしを想定していないので,作られた時の目的どおりに利用できないことも多々ありますが,その雑貨が持つ魅力を引き出すことで,あなただけのアンティークの楽しみ方ができるのです。
けれどもキッチン雑貨のすべてをアンティークでそろえるのはちょっと待ってください。
IHクッキングヒーターには使えなかったり,毎日使うものにアンティークを使うとすぐに痛んでしまうことも・・・。「鍋などは現在の新品を使い,収納容器に骨董品を使う。」ように,現在の生活にアンティーク品をミックスすることを考えましょう。現在の品の中に,骨董品が混じることで,アンティークの良いところを引き出すことが出来ます。
また,台所用品だからといって,キッチンだけに並べる必要はありません。洗面台や居間にお気に入りの雑貨を置いたり,庭やベランダのお花の横にさりげなく置いたりすることで,ガーデンの雰囲気が一身してOK!アンティークだからといって,取扱に気を使いすぎて飾っているだけでは,本末転倒です。雑貨はあくまでも道具なのですから,どんどん利用してこそその良さが出てきます。
ビンテージ(vintage)ものは長年使われてきたからこそビンテージ(vintage)として価値が出てきたことを忘れないことです。
アンティークを選ぶときに,最も気をつけなければならないのは「色」です。へこみやさびは,アンティークとしての価値となりますが,赤や黄色などの原色の雑貨は,他の用品とのギャップが生じ単品では綺麗な骨董品でも飾ることも使うことも出来なくなることも・・・。やはり「白やクリーム色」「ガラス製品」を中心に揃えていくのが良いでしょう。
さらに,気をつけなければいけないのは,アンティークもどきの雑貨です。「リプロダクション」と呼ばれアンティーク風に加工された大量生産品で,素人目には見分けがつきにくいので気をつけましょう。アンティーク雑貨は,色付けや部品の取り付けが手作業のものが多く,大量工業生産品には無い味わいを持っており,長年使われ続けた雑貨ならではの存在感があります。
でも,本物の
骨董品にこだわらなくても,アンティークもどきでも,あなたが使い続けることで,アンティークになることも・・・。とにかく,自分の気に入った雑貨を使うことが一番だと思います。
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